こんにちは、タナヤスです。
今年の5月から優待株のクロス取引を始めましたので、実際にやってみた感想とおすすめ銘柄のご紹介をします。
実際にクロス取引を行う際のおすすめ動画、おすすめサイトなどもご紹介します。
プロフィール
- 年齢:40歳代
- 勤務先:プライム上場 メーカー(名前を聞いてもほとんどの方は知りません)
- 学歴:地方国立大学卒業
- 転職:1回
- 住まい:福岡県
- 家族:嫁、息子2人(小学生)の4人家族
優待株のクロス取引とは
株主優待を獲得するために行うクロス取引とは同一銘柄・同数量の買い(現物)の注文と売り(信用)の注文を同時に行い、同じ価格で約定することです。
その後、株主優待の権利確定日の翌日、つまり、権利落ち日に、購入していた株を現渡しして、売り(信用)を決算します。
そうすることで、株価の変動による損失・利益の影響を受けずに、株主優待のみゲットできます。
文章だけで理解するのはかなり難しいと思われますので、興味のある方は下記の動画をご参照下さい。私はこの動画を見て、優待株のクロス取引きを始めました。非常にわかりやすかったです。
優待株のクロス取引の注意点
注意点は以下の3つです。
- 信用売りで株を保有している期間は、証券会社から株を借りているので貸株料金が発生する。株の約定価格に対して、年率1.4%です。仮に10万円で約定したら、1年間で1,400円。1日で3.83円となります。実際借りる期間は10日〜2ヶ月程度です。それで、500円・1000円のクオカードがゲットできるので、十分元はとれます。
- 現物買いの時に取引手数料がかかる。楽天証券だと20万〜50万の約定代金で275円の手数料がかかります。最もお得なやり方は日興証券でまず、信用買いで購入して、その後すぐに、現物に変更するというやり方です。信用買いの買建金利は、約定代金の2.5%なので、仮に10万で約定すると1日当たりの買建金利は6.84円です。信用買いから現物に変更する際の手数料などはないので、結論として1日分の買建金利のみで株を購入することができます。
- 信用売りを行う場合は、証券会社から株を借りることになります。よって、証券会社に貸株の在庫がないといけません。貸株も一般信用と制度信用の2種類あり、必ず一般信用の在庫を借りて信用売りを行って下さい。制度信用の在庫を借りると貸株料金がすいごことになり、逆に損をします。
※一般信用在庫の確認は以下のサイトがお勧めです。私もこのサイトで日々の在庫を確認してます。
おすすめの優待株 クロス取引実績
権利月 | 銘柄名 | コード | 貸株金利 | 買建金利 | 還付金 | トータル費用 | 優待内容 |
5月 | ㈱TAKARA&COMPANY | 7921 | -236円 | -12円 | 0円 | -248円 | 選べるギフト1500円分 |
6月 | ザ・パック㈱ | 3950 | -32円 | -23円 | 26円 | -29円 | 図書カード500円分 |
8月 | ㈱吉野家HD | 9861 | -296円 | -29円 | ※3921円 | 食事券3000円 | |
8月 | ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株) | 3222 | -67円 | -7円 | 35円 | -39円 | カタログギフト |
9月 | 名糖産業㈱ | 2207 | -201円 | -11円 | 62円 | -150円 | お菓子詰め合わせ1500円分 |
9月 | ジャパンマテリアル㈱ | 6055 | -40円 | -8円 | 29円 | -19円 | クオカード1000円分 |
上記の表が実際に私が行ったクロス取引きによる優待獲得内容です。いずれも得られる株主優待価値の20%以下の費用で優待をゲットできました。
私が使用している証券会社は日興証券で、50万程度をクロス取引用として口座に入れてます。資産運用である程度の現金比率を確保されている方は、そのお金を使ってクロス取引を始めてみてはいかかがでしょうか。
実際に取引をした感想としては、株を長期で保有するリスク(株価下落や優待廃止)を回避しながら、優待のみをゲットできるので非常にお得なやり方だと思います。
11月のおすすめ銘柄
11月はタマホーム(コード1419)をクロス取引きして優待(クオカード500円分)をゲットしようと思います。一般信用の在庫が昨年実績で11月10日頃までありましたので、その頃に取引きを実行しようと思います。
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