こんにちは、タナヤスです。
他人の給料明細って気になるけど、なかなか見る機会ってないと思うので、私の給料明細を公開します。他人の給料明細を見てみたいという欲望を満たす一助になればと思います。
プロフィール
- 年齢:40歳代
- 勤務先:プライム上場 メーカー(名前を聞いてもほとんどの方は知りません)
- 学歴:地方国立大学卒業
- 転職:1回
- 住まい:福岡県
- 家族:嫁、息子2人(小学生)の4人家族
9月の給料明細
基本給 | 307,380円 | 健康保険料 | 18,040円 |
家族手当等 | 45,000円 | 介護保険料 | 3,485円 |
持株会補助 | 500円 | 厚生年金 | 37,515円 |
超過手当 | 31,944円 | 雇用保険料 | 1,165円 |
交通費 | 4,200円 | 所得税 | 10,390円 |
住民税 | 8,600円 | ||
社員持株会 | 5,500円 | ||
組合費 | 6,072円 | ||
支給額合計 | 389,024円 | 控除額合計 | 90,767円 |
差引支給額 | 298,257円 |
またまた、手取り額が30万円を切りました。住宅ローン控除もあり、手取りが安定的に30万円を超えると思ってましたが、残念です。税金高すぎ。
社会保険料の増加
手取りが30万円を切った原因は、社会保険料が増えたからです。具体的には次の通りです。ちなみに社会保険料とは、健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料、雇用保険料の4つで構成されます。
(8月) | (9月) | 増加額 | |
健康保険料 | 15,840円 | 18,040円 | 2,200円 |
介護保険料 | 3,060円 | 3,485円 | 425円 |
厚生年金保険料 | 32,940円 | 37,515円 | 4,575円 |
雇用保険料 | 1,206円 | 1,165円 | -41円 |
合計 | 7,159円 |
つくづく給料が上がっても税金・社会保険料が上がって、手取り額が増えないと実感してます。
今年の基本給アップが5,200円でした。社会保険料アップが7,159円ですので、差し引きマイナスです。
なんか働くのがバカバカしくなりました。。
こんなんじゃ政府の物価目標の2%なんて達成できるわけないですよね。手取り額が増えない→消費は増えない。→物価は上がらない。さらに消費税も値上げもありましたよね。
日銀総裁が物価目標が達成できないのは、国民のデフレマインドが原因と言っているが、ぜんぜん的外れ。
手取り額が増えない→消費増えない→物価は上がらない
いい加減、減税して俺らの手取り額を増やす政策やってほしいものです。
補足 社会保険料の決まり方
社会保険料(健康保険、厚生年金、介護保険)は毎年4月〜6月の給料が基準になります。
4月〜6月の給料を元に標準月額報酬というものが決定します。給料というのは基本給、残業代、その他手当、交通費などです。個人的には交通費は含めるのはおかしいような気もします。
なぜなら、会社から遠いところに住んでいる人は支給される交通費も多いので、交通費以外の給料が同じでも徒歩や自転車通勤をしている人よりもたくさんの社会保険料を支払うことになるからです。厚生年金を多く払えば、将来もらえる年金が増えるのでまだ許せますが、健康保険、介護保険はたくさん払ったからといって、病院代が安くなるわけではありません。
色々納得できませんが、そういった形で決定した標準月額報酬ごとに健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料の金額が設定されており、その年の9月から適用されます。
所得税のように毎月の給料に応じて変動するのではなく、9月から翌年の8月まで固定です。急激に給料が増えたり、減ったりすると保険料の改定があるようですが、基本的には固定です。
ちなみに私の標準月額報酬は36万円→41万円に上がってました。みなさんも9月の給料明細の備考欄に記載されていると思いますので、確認してみてください。
標準月額報酬を見て、「41万ももらってない」と思ったので、調べたところ41万の標準月額報酬が適用されるのは、4月から6月の平均給料が39.5万〜42.5万だった場合でした。
ぎりぎり39.5万を超えていたのでしょう。しょうがないです。
ご参考までに日本年金機構が出している標準月額報酬ごとの厚生年金保険料一覧のリンクを貼っておきます。
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo/ryogaku/ryogakuhyo/20200825.files/01.pdf
それではまた。
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