こんにちはタナヤスです。
久しぶりのブログ投稿です。
会社から取得しろ言われている資格試験の勉強に集中していたので、ブログ更新が滞っていました。
今回は住宅ローン控除で、小学生1年生の息子の就学支援がもらえた件について書きます。
こういった地方自治体の援助は申請しないともらえませんので、お子さんがいる方は、一度、自分の住んでいる自治体のホームページ等で調べてみることを強くおすすめします。
私のスペック
- 私の年収:約610万
- 妻の年収:約90万(扶養の範囲)
- 子供2人(小学1年生、年中)
就学援助といえば、母子家庭・父子家庭もしくは住民税非課税世帯しか貰えないんじゃないの?
私もそう思ってました。
しかし、上記のようなスペックでも、私が住んでいる自治体(福岡市)では就学援助がもらえました。
それもこれも住宅ローン控除のおかげです。※ふるさと納税も一部、貢献してくれます。
就学援助がもらえる基準は?(福岡市の場合)
世帯(私と妻)の市民税所得割額と県民税所得割額の合算が下記の金額より少ない場合、就学援助がもらえます。
16歳未満の子供の人数によって、基準額が変わります。
1人99,600円 2人135,100円 3人170,600円 4人208,600円 5人244,100円 6人279,600円
私の場合は子供が2人なので、市民税所得割額と県民税所得割額の合算が、135,100円以下であれば、就学援助がもらえます。
ところで、市民税所得割額と県民税所得割額の合算って何?
ざっくり1年間に課税される住民税の合計と考えてください。これに均等割額がプラスされますが、数千円程度です。
具体的には下記の③をご参照ください。
私の場合は、市民税所得割額と県民税所得割額の合算が97,500円だったので、条件に合致し、就学援助をもらうことができました。※妻は年収100万に届いてないので、住民税は無しです。
ではなぜ、市民税所得割額+県民所得割額の合算(住民税)が少なかったかというと、
「住宅ローン控除で136,500円」、「ふるさと納税の控除で45,800円 」住民税が安くなっていたからです。
つまり、それらの控除が無ければ住民税は279,800円となり、当然、就学援助は認められませんでした。
ちなみに申請は、令和4年4月に行いましたので、令和3年6月にもらった住民税通知書をもとに、申請を行ってます。
つまり、令和2年1月〜12月までの給料(年収)により、就学援助が認められたということです。
住民税は前年の収入をもとに、翌年の6月に通知書が送られてきて、確定します。
令和3年から嫁が本格的に働き出したので、来年度は、住宅ローン控除やふるさと納税を駆使しても、就学援助はみとめられません。
残念ですが、しょうがないですね。
就学援助ってどんなもの?
福岡市の主な就学援助は以下の通りです。(小学1年生の場合)
- 入学準備金 54,060円/年
- 学用品費 13,230円/年
- オンライン学習通信費 14,000円/年
- 給食費無料
- 学童保育費無料
本当に家計はだいぶ助かりましたwww
特に給食費と学童保育のランニング費用が無料になったのが、ありがたかったです。
自治体によっては、給食費がデフォルトで無料のところもあるみたいですね。そういう自治体は本当に羨ましいです。
まとめ
世帯年収がそこそこあっても、住宅ローン控除やふるさと納税で住民税が安くなっている方は、一度お住まいの自治体のホームページを見て、調べてみることを強くお勧めします。
こういった補助金は、申請しないともらえません。能動的に動いてみることが大切だと思います。
もちろん、住んでいる自治体によって制度は異なりますから、私のケースがあなたにも当てはまるとは限りません。
しかし、調べてみる価値はあると思います。
ただし、高校無償化の基準については、令和2年7月から「市民税所得割額と県民税所得割額の合算」から「市町村民税の課税標準額×6%-市町村民税の調整控除の額」へ変更されてます。
え、それってどういうこと?難しいわ。
ごもっともです。
簡単にいうと基準が「税額控除後の住民税」→「税額控除前の住民税」に変わったということです。
具体的には、以前は年収が高くても、ふるさと納税や住宅ローンなどの税額控除で「実際に課税される住民税」を安くすることで、高校無償化の対象になっていたのに、それが認められなくなったということです。
まさに「働いたら負け」という状況です。
日本は、もっと「がんばったら報われる社会」にしないといけいないと思います。
資本主義が発展した要因というのは、「もっと金持ちなりたい」、「もっと異性にモテたい」等の人間の欲望が原動力になっているからです。
日本衰退の原因は「働いたら負け」、「がんばっても税負担ばかり増え、報われない」、そういった税制が原因だと思ったりします。
以上です。
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