こんにちは、タナヤスです。
他人の給料明細って気になるけど、なかなか見る機会ってないと思うので、私の給与明細を
公開します。他人の給与明細を見てみたいという欲望を満たす一助になればと思います。
また、源泉徴収票も公開します。見方の解説もしてます。今まで、「額面の収入以外で何の数字が書いてあるの」と感じていた方も、この記事を読むことにより、わかるようになります。
源泉徴収票の数字の意味がわかれば、サラリーマンでもいろんな控除を駆使して節税を行わなければならないと思うはずです。
皆さんの節税を行うモチベーションアップにつながれば、幸いです。
プロフィール
- 年齢:40歳代
- 勤務先:プライム上場 メーカー(名前を聞いてもほとんどの方は知りません)
- 学歴:地方国立大学卒業
- 転職:1回
- 住まい:福岡県
- 家族:嫁、息子2人(小学生)の4人家族
1月の給料いくらだったか?
基本給 | 307,380円 | 健康保険料 | 18,040円 |
家族手当等 | 45,000円 | 介護保険料 | 3,485円 |
持株会補助 | 500円 | 厚生年金保険料 | 37,515円 |
超過手当 | 57,500円 | 雇用保険料 | 1,242円 |
交通費 | 4,200円 | 所得税 | 12,470円 |
住民税 | 8,600円 | ||
社員持株会 | 5,500円 | ||
組合費 | 6,072円 | ||
支給額合計 | 414,580円 | 控除額合計 | 92,924円 |
差引支給額 | 321,656円 |
残業時間が20時間を超えてましたので、手取り30万はクリアできてました。
今後も残業した分は、上司や会社に遠慮せずに全て申請していくつもりです。
そのためにも、資産額や受取配当金を増やして、金銭的な会社に対する依存度を軽減していきます。
収入源が会社からの給料だけとなると、どうしても会社に対する依存度が大きくなり、上司や会社に対して遠慮して、言いたいことも言えなってしまいます。
会社や上司に対して言いたいことを言うためにも、資産額・受取配当金を増やしていくことは非常に重要です。
2021年度 源泉徴収票 公開
種別 | 支払金額 | 給与所得控除後の金額 | 所得控除の額の合計額 | 源泉徴収額 |
給与・賞与 | 6,166,868円 | 4,491,200円 | 1,612,253円 | 194,200円 |
〜各用語の解説〜
「支払金額」⇒いわゆる「年収」、額面の給料と賞与の合計。
「給与所得控除後の金額」⇒上記の支払金額(年収)から、給与所得控除(年収に応じて、一定額を差し引く)を行って、残った金額。支払金額(年収)に応じて控除額(差し引く金額)は異なります。
※サラリーマンにもスーツや靴購入などの経費は発生してるので、支払金額(年収)に応じて、一定額を経費として認めますよという制度。
下記に控除額の一覧を掲載します。
給与等の収入金額 (給与所得の源泉徴収票の支払金額) | 給与所得控除額 |
---|---|
1,625,000円まで | 550,000円 |
1,625,001円から1,800,000円 | 収入金額×40%-100,000円 |
1,800,001円から3,600,000円まで | 収入金額×30%+80,000円 |
3,600,001円から6,600,000円まで | 収入金額×20%+440,000円 |
6,600,001円から | 収入金額×10%+1,100,000円 |
8,500,001円以上 | 1,950,000円(上限) |
「所得控除額の合計」 ⇒ 一年間に支払った社会保険料や生命保険料などをもとに、「給与所得控除後の金額」から差し引く金額の合計です。所得控除の種類は全部で15種類あります。皆さん忘れずに控除を受けましょう。
「源泉徴収額」 ⇒ 給与所得控除後の金額から所得控除を差し引いて、残った金額に税率を掛けたものです。いわゆる所得税(国に納めるもの)というやつです。住民税はまた別です。
いや〜本当ににわかりづらいですね。わざとやっているとしか考えられないです。
自分で源泉徴収票をわかりやすくしてみた
自分なりにわかりやすく源泉徴収票をつくるとしたら、下記のような感じでしょうか。
種別 | 支払金額(年収) | 給与所得控除 | 所得控除 | 課税される所得 | 所得税率 | 所得税控除 | 源泉徴収額 |
給与・賞与 | ①6,166,868円 | ②1,675,668円 | ③1,612,253 | ④2,878,947円 | 10% | 97,500円 | 194,200円 |
計算式 ・①ー②ー③ = ④ ・④×10%-97,500円=源泉徴収額
参考までに、所得税率一覧は下記の通りです。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円 から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円 以上 | 45% | 4,796,000円 |
わかりやすくなったでしょうか?あんまりなってないですかね。。。
あと、課税される所得×税率(10%)ー 97,500円しても、源泉徴収額の数字が合わなかったので、調べると、源泉徴収額は所得税に加えて、復興所得税(所得税の2.1%)が加算されてるようです。令和19年まで続くそうです。
あともう一つ住民税もあります。基本的な計算方法は同じですが、控除額や税率などが微妙に所得税と異なるようです。
一緒にしてくれよという感じです。
自分で調べていて、面倒くさすぎて、心が完全に折れました。
個人事業主の方とかは税理士に任せたくなる気持ちもわかります。
なんかそういう税理士の仕事を維持するためにわざと面倒にしているんじゃないかと思いますね。
また、税金の計算をわかりにくくして、国民が税金について関心を持たないようにしているんじゃないかとも思います。
払うべき税金はもちろん払いますが、勉強して節税ができるものがあれば、面倒でもしっかりとやっていきたいと思います。
節税については、こちらから申告しないと国は税金を安くしてくれませんからね。
以上です。
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